町山智浩(@TomoMachi)「アメリカのめっちゃスゴい女性たち」から特に気になる女性5人
アメリカ在住映画評論家、町山智浩さんの本を読みました。装丁もかわいい。
アメリカのめっちゃスゴい女性たち
55Fabulous Women in America
帯にはこう書かれてあります。
女の生き方、無限大。あなたは誰から何を学ぶ?
サブカルの達人、町山氏がせまる、実録・自由の女神たち!
(フリーアナウンサー)赤江珠緒さん逆境こそ、またとないチャンスである。
女も男も、人種も生れも関係ない、やる気と努力で栄光をつかんだ55人のワクワクする負けない人生!
「逆境こそ、またとないチャンス」って刺さりますね。
55人の中から特に気になる5人をピックアップしてみました。
その①
NO.4 インドラ・ヌーイ
ペプシを脱ジャンクフード化させた天才経営者の仕事着はサリー。
ー ’55年生まれ。ペプシコーラでおなじみのペプシコの会長&CEO。中国、中東諸国、そして母国インドでの事業拡大に貢献。’10年には米CNNの「アジアで最も力のある女性8人」にも選ばれた。
彼女の哲学は「世界にとって善いことと、ビジネスにとって良いことを一致させる」というもの。ペプシのトップが女性でしかもインド人というのはとても意外でした。仕事着がサリーというのもステキですね!
その②
NO.5 エレン・デジェネレス
スポンサーも廃業も恐れずカミングアウト。人気はさらに上がり、女優と合法結婚も。
ー ’58生まれ。司会を努める『エレン・デジェネレス・ショー』はお昼の人気トーク番組。配偶者は『アリーmyラブ』にも出演していた女優で、なんと15歳も年下!
今年のアカデミー映画祭での司会っぷりはあまりにも有名。
日本にも、そろそろ彼女のようにレズビアンを公表して支持を得る著名人が出てきても良さそう。
その③
NO.23 ベティ・アン・ウォーターズ
冤罪の兄を救うため、居酒屋のウェイトレスが30代で弁護士に。
ー 写真は、映画『コンビクション(邦題ディア・ブラザー)』から。ベティを演じるヒラリー・スワンクも貧しい家庭の出身。気持ちの入った演技に「泣きながら3回も見たわ」とベティがコメント。
逮捕から18年後にとうとう兄の無実を証明し、釈放させたのだそう。すごい。そら映画にもなるな。
その④
NO.23 アマンダ・ホッキング
出版社に断られ続けた小説を電子出版。いまや億万長者も、オタクぶりは直らず。
ー ’84年生まれ。ヒット作『Switched』は、愛飲しているレッドブルを飲みまくり1週間で書き上げた。Led Zeppelinなど大の音楽好き。ちなみに、一番好きな曲はOasisの『Wonerwall』。
これぞまさに自分の好きな道を突き進んだ結果ですね。オタクパワー強し。成功体験が映画になりそう。って、もう映画化されてんのかな?
サイトを見たら、80年代の映画、特にジョン・ヒューズ監督が好きとあります。『素敵な片思い』『フェリスはある朝突然に』ひゃー、懐かしい!
本の中の写真はドデカイ女の子だけど、サイトの写真は一回り痩せてる?
その⑤
NO.45 ベティ・ホワイト
下ネタもイケる”アメリカの黒柳徹子”。90歳過ぎて「進化し続けること」が座右の銘。
― これまでに通算7回エミー賞を受賞。全米で愛されている”おばあちゃん女優”。自身と会える権利をチャリティのためオークションに出品したことも。
アメリカの徹子さんというだけで会ってみたくなりますねー、下ネタ聞いてみたいですねー。しかし、彼女に会える権利はいくらで落札されたんだろう?気になる。
40年以上動物愛護活動に携わっており、Moris Animal Foundationという団体で名誉理事をされているようです。笑顔がかわいい。
まとめ
町山さん、いつもアメリカから旬な映画ネタを発信してくれていますが、いったいどんな生活を送っているんだろう?と気になっていました。
今は朝、奥さんが出勤し、娘さんが学校に行った後に家で机に向かって原稿を書いて、夕方晩御飯を作って奥さんと娘さんを待つのだそうです。
すてきなダンナさまですね~。
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