「リョーマの休日」ってダジャレかいww高知県観光課のセンスがぐっとくる!
関連記事:イケダハヤトさんの移住で最近何かと話題の「高知」に行ってみた!
高知と言えばやっぱり坂本龍馬。町中には銅像や等身大パネルがたくさん見られます。
また、いたるところにあるのが「リョーマの休日」のポスターやのぼり旗。
好きだなー、こういうの。
龍馬とオードリー・ヘプバーン。
関連性ゼロやん
って突っ込まざるを得ない。楽しい。
龍馬といえば幕末の浪人で日本初の商社マンです。そして自由人。
龍馬が太平洋を眺めたという桂浜の近くに、彼の記念館があるので行ってきました。
桂浜まで歩いて行こうと手前でタクシーを降りてみた。
高知県立坂本龍馬記念館
開館時間:午前9時より午後5時まで
休館日:年中無休(年末年始も通常通り開館しております)
入館料:大人(18才以上) 500円
団体(20人以上) 400円
高校生以下 無料
交通機関:高知県交通バス『桂浜』行き乗車「龍馬記念館前」で下車、徒歩2分
龍馬記念館には、写真の他、龍馬が書いた手紙が多数展示されていました。
最近NHKの番組撮影中に発見された手紙も展示されている!
暗殺された時の血しぶきが跳んだ屏風もあった。
といってもレプリカです。本物は京都の国立博物館にあるそうです。
展示物の中で最も気になったのが、龍馬が乙女姉さん宛に書いた手紙、通称「日本の洗濯」。
「日本を今一度洗濯いたし候」というのは聞いたことあったけど、どういう文脈で使われたかまでは知りませんでした。
坂本龍馬の手紙「日本を今一度洗濯いたし候」
文久三年六月二十九日 坂本乙女宛
通称「日本の洗濯」 (現代語訳)
この手紙は非常に大事なことばかりを書いているので、決しておしゃべりに見せてはいけないよ。
今日が六月二十何日か、忘れてしまいました。一筆差し上げます。先日杉さんから手紙がきました。ありがたいことです。
私も最近芽が出てきて、大きな藩の殿様(福井の松平春嶽公のこと)に考え方を見込まれ、頼りにされ、今もし何か事が起きれば、二三百人を抱えているので、その人たちを自由に使える立場になり、資金が必要な時には、十両や二十両のことなら、たやすく用立てることもできます。ところで、誠に嘆かわしいことですが、長州で(外国の軍艦との)戦争が始まり、先月から六回戦いましたが、日本は勝ち目がなく、あきれたことには、長州で戦った(外国の)船を江戸で修復してやり、また長州へ向かわせ、戦っています。
これらのことはみな、悪い(幕府の)役人が、外国人とこっそり取引しているものです。こうした悪い役人は、よほど勢いもあり、大勢いますが、龍馬は二三の大名(福井藩の松平春嶽公)としっかり約束し、同志を集め、朝廷よりまず、この神の国を滅ぼさぬ大方針を立て、そして江戸の同志(旗本・大名その他)と心を合わせ、いま言った悪い役人を一度に戦って撃ち殺し、この日本をもう一度洗濯しよう、ということを神様にお願いしたい気持ちです。
この考えについて、大きい藩(福井藩)も積極的に同意し、私のところへ内々お使いの方が二度も見えました。しかし、龍馬は(土佐藩の人間なので)お仕えすることをお断りしました。(私に誘いがくるとは)よほど世の中には人物がいなものですね。嘆かわしいことです。
龍馬が暗殺される4年前に書いた手紙です。「神様にお願いしたい気持ちです」というのが何だかかわいいですね!自分で自分のことを「龍馬は」と書いてるところもぐっときます。
よく見ると、「日本」に「ニッポン」とルビがふってあります!
龍馬の手紙の特徴として、こういうことが言われています。
- 余白がない
- 追伸が、時には本文より長文になってしまう
- 書き出しの文字サイズで短文か長文かがわかる
確かに、上下余白がギチギチです。
(つづく)
関連記事:イケダハヤトさんの移住で最近何かと話題の「高知」に行ってみた!
映画な日々と国際協力の仕事をゆるーく融合させたいブログ
名画座さんぽ、書いているのはこんな人(プロフィール)