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「アナと雪の女王」日本人は歌うのか? 映画館へGO!

私はまだ見ていないのですが、興行収入128億円を突破したそうですね。

ディズニー映画「アナと雪の女王」。

 

楽しみ方の多様性

この映画には2D、3D、字幕か吹き替えなどの組み合わせで6つの観方があるそうです。

その内、今まで日本にはなかった観方が、歌のシーンになると歌詞が字幕でスクリーンに表れて、会場のみんなで歌おうという「歌バージョン」。

これが結構お客さんにウケているそうです。

 

みんなで歌うというのは、映画館に足を運ばなければできない体験です。

レンタルDVDの普及からネット配信普及へと、映画館を取り巻く未来は決して明るいものではありません。

ちょっと古いデータですが、日本人が映画館へ足を運ぶ回数はこんなに少ない!

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そんな中で「アナと雪の女王」の「歌バージョン」上映は、映画館の新しい可能性を感じさせてくれました。

 

 

参加することに価値がある?

ちなみにこの上映形態を知った爆笑問題太田光さんが、「日本人も気持ち悪くなったな」とコメントしたそうですね。

アメリカ映画なんかでは映画館でみなさん楽しげに歌ったり、主役の行動にツッコミを入れたり普通にやっているそうですが、確かに映画館に集まった見知らぬ人々が一緒に歌うというのは、3~40年前ならいざしらず日本人らしからぬ光景にも思えます。

ここ数年、テレビで「ラピュタ」が放送される時にツイッターで「バルス!」とつぶやくのが流行っていますが、これはとっても日本人らしい。

これまで映画館の良さ=「知らない人たちと一緒に観る、共有すること」だと思っていたので、テレビのラピュタ現象は、映画館でなくとも「一緒に観る」という行為を共有できる新しい形だなあと面白く感じていました。

 

で、じゃあ映画館に行かずともテレビやDVD、配信などで自分が満足できるかというと、それは「NO!」です。

 

思うに映画館の良さは、

  1. 画面がでかい
  2. 音響が良い
  3. 暗闇で集中して観られる
  4. 新作がいち早く観られる
  5. ポップコーンが食べられる(夫が言うので書いておきます)
  6. 他の人と一緒に観られる

そして、ここ大事なのですが、映画は映画館で観ることを大前提に設計されているということです。

 

その観方、損してますよ

評判の映画を時期をずらしてDVDで家で鑑賞するというのは、美味しいフレンチをお店のステキな雰囲気の中で食べずに、後日家に届けてもらってコタツの上で食べるようなものだと思います。

 

スマホなんかで映画を観る人には「その観方、映画の情報量をかなり見落としちゃって超もったいないよー」と、声を大にして言いたい!

 

とか言いながら、実際は選択できるのが良いところでもあり、私もこのGWは映画館と家シアターの両方を楽しんでいます。 

 


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