再び大きな台風がフィリピンを直撃するも、被害は最小限に抑えられました
先週末、再び大きな台風がフィリピン中部を直撃するという予報が出ていました。
昨年、11月8日にフィリピンを襲った巨大台風では1,400万人が被災、6千人以上が亡くなりました。2014年10月31日付けのOCHA発表によると、今もなお安全とはいいがたい仮設住宅暮らしを余儀なくされた9万5千世帯(47万5千人)が支援を必要としています。
そのフィリピンを再び巨大台風が襲うと聞いて心配していたところ、先週金曜日の時点で被災地のスタッフや子どもたちは安全な場所に避難をすませていました。今回は事前の予報やアナウンスが徹底していたことも大きかったようです。
今日、改めて被害について確認したところ、不幸中の幸いで、団体関係者はみな無事でした。
とはいえ、21人が犠牲になったそうです。
地球の全体的な環境変化の中で、これから毎年のようにフィリピンは台風の危険にさらされてしまうのかもしれません。NGOにできることのひとつでもある「現地の人々への啓発活動」は、今後さらに重要になってくるだろうと感じました。
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