国際協力の仕事と映画な日々

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国際博物館の日に京都の町屋をリノベーションした「おもちゃ映画ミュージアム」がオープン

5月18日、国際博物館の日。

今日、京都に新しいミュージアムがオープンしました。

 

その名も「おもちゃ映画ミュージアム」。

ワクワクしますね~。

 

京都は大好きな町で、毎年訪れています。お寺巡りも良いですが、何といっても私が好きなのが町屋を練り歩くこと。

この「おもちゃ映画ミュージアム」は、大阪芸術大学の太田米男教授とその奥さまが”町屋”をリノベーションした素敵な空間のようです。

 

そもそも”おもちゃ映画”とは?

”おもちゃ映画”って、聞いたことあるようなないような・・。

聞くところによると大阪大学で研究が盛んなのだそうです。

玩具映画とは、大正期から昭和の初頭(1920年代から30年代)を中心に、一般家庭に普及したブリキ製の玩具映写機で鑑賞した映画のことです。

おもちゃ映画プロジェクト:OUA-TV 大阪芸術大学テレビ

 

おもちゃ映画ミュージアム

今日オープンしたミュージアムの設立趣旨にはこう書かれてあります。

長年にわたる映画研究や映画祭活動、玩具映画復元プロジェクトの活動を進める過程で、光学玩具、玩具映写機にも関心が及ぶようになりました。映像に関わるこれら多くの機材や無声映画フィルムはただ蒐集するだけではなく、これらを活かして、より多くの人たちに映画の歴史と楽しさを味わってもらいたいという思いが日々高じてきました。そこで、このたび仲間の協力を得て「京都映画芸術文化研究所」を設立し、5月18日「おもちゃ映画ミュージアム」を開館することに至りました。

http://toyfilm-museum.jp/

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なぜ映画が動いて見えるのか、撮影機や映写機の中は、どのような構造になっているのか

さらに、こうつづきます。

スマートフォンデジタルカメラなど、デジタル機器が急速に普及し、誰でも簡単に撮影ができる時代になりました。映画製作の現場でもデジタル撮影が主流になり、フィルム上映する映画館も少なくなっています。急速に姿を消しつつあるフィルムですが、ここでは、デジタル時代だからこそ、映画120年を牽引してきたフィルム(アナログ)にウエイトを置きます。ブラックボックス化したデジタルでは分からない映画やアニメの原理を手で触れて理解できます。子どもたちには、実際にフィルムや映写機を使って、「なぜ映画が動いて見えるのか、撮影機や映写機の中は、どのような構造になっているのか」その原理や働きを理解してもらい、大人の人たちには、昔懐かしいブリキのおもちゃ映写機を楽しんでいただければと思っています。

 

わかっているようで、実はよくわからないのが「なぜ映画が動いて見えるのか」ではないでしょうか。

三鷹の森ジブリ美術館にもその理由がわかる展示があって、かなりワクワクしますが、おもちゃ映画ミュージアムも見どころ満載だと思います。

 

もともと町屋だったということで、現在の建物外観も見てみたいのですが、ウェブには写真が載っていないですね。

 

やっぱ、京都行かなきゃ。

 

 


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